ten years a gone・優しなの周波数・素顔・道りゃんせ

「ten years a gone.」

アナタと居る時間の全てが
苦しく見えた
目を見ることさえ出来なかった
空白の数年

写真や日記
古くなって逝くモノ達
時間に逆らい
目を閉じてみる

記憶にはある・・・

記録には居なかった・・・

気づいた時には
もう
戻れなくなっていた
戻す事は出来なかった

目を開いてみる
新しいモノ達
育っていた者へ

ごめんなさい


「優しさの周波数」

人はいつから

優しさを与えてもらったのだろう
優しさを与えてくれた神様は
予測していたのだろうか

優しさは罪になる事を

こんなにも人を苦しくさせる事を

なのに
それなのに

人は優しさを欲する
それが偽りの優しさだとしても

ねぇ

アタシに優しくしないでよ
本当の気持ち伝えてよ
アタシ泣かないから・・・


「素顔」

勘違いしないでよね
私寂しいのじゃないんだから

ただ

今が面白くなくて
つまらない
何をしたい
何かしたいって
訳でもないのですが

私・・・

恋はしてます
うまくいっているかと言うと
どうかな

とんでもない事が起こると
困ります

でも

私が望んでる事は
そんな事かもしれません

誰か・・・

教えてください

私・・・

どうすれば

笑えますか・・・


「通りゃんせ」

かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる・・・

檻から出たい少女は
何を期待し
何を求め彷徨うのか・・・

夜明けの晩に

気持ちだけが先走り
苛々する感情を堪え
一人の時間を過ごす

行きはよいよい
帰りはこわい
こわいながらも

見つかるよ
きっと
もう見つかってるかも
あなたは分かっているはず
どうすればいいのかを

かごめかごめ
檻の中の鳥は通りゃんせ



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  • 最終更新:2016-03-02 16:15:49

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